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2014.08.30

大当たりの土曜日

Slava's SNOWSHOW(スラバのスノーショー)
H26,08,23(土) 13:00
シアターBRAVA!

 前回のリベンジで、誰でもわかると思われるパントマイムショーを選んだ。

 素晴らしかったsign03

 ローレンス・オリヴィエ賞をはじめ7カ国で15以上の演劇賞を獲得していて、トニー賞にもノミネートされた作品。

 シルク・ドゥ・ソレイユのアレグリアの一部を演出し世界的な名声を得た、ロシア出身の世界最高峰の道化師スラバ・ボルニンが創りだした体験型のステージ。

 『ストーリーはない。セリフはない。だが、すべての感情がここにはある。』とパンフレットに、記載されていた。だが、私には漠然とストーリーはあったように思われた。

 ホールには、開演前から汽車が走る音が大音量で流されていた。暗転から、舞台は始まる。主人公のイエロークラウンと、敵役の複数のグリーンクラウンたちが、ユーモアとペーソスのある世界観を演じる。オムニバス形式で舞台が進む。春夏秋冬・出会いと別れ・戦争と平和・怒りと悲しみ・・・

 シャボン玉やクモの巣、巨大なゴムまり、風船、紙吹雪、すべてが舞台上から客席へと繰り出され、観客は舞台と一体になり体感する。

 休憩時間にはグリーンクラウンがわらわらと現れ、ドラム缶のような入れ物いっぱいの紙吹雪を、観客の頭からぶちまけたり、まるでフカの背を使って海峡を渡った因幡の白ウサギのように、最前列から後列に座席の背もたれを渡っていったり、観客を舞台袖にさらって行ったりと、客いじりがハンパない。

 子供よりも大人の方が夢中になり、テンションがあがりまくり。久々に興奮したnote

 私の席は最前列の中央ど真ん中sign01 クラウンたちの表情が間近に観られた。もっとも、彼らのいたずらもいち早く体験させられた。

 クライマックスのブリザードは圧巻だった。イエロークラウンが恋人と別れ、汽車で行き着いた極寒の地で、猛吹雪に倒れるシーン。ステージ真後ろから、強風が紙吹雪と一緒に吹き付け、目を開けていられない。

 決して、明るくない終わり方。彼は何に抗おうとしたのか? 

 予想もしない終わり方だったが、感動した。美しかった。

 クラウンが演じる悲劇。落語の人情話のようだ。

 カーテンコールでは、シャボン玉と風船が舞飛ぶ中、たくさんの、巨大なゴムまりをグリーンクラウンたちがステージから客席に飛ばす。プラカード持ちが舞台上を横切る。プラカードには、撮影OKと書いてある。憎いsmile(プラカードがさかさまだったのはご愛敬) 

 まだ慣れないタブレットで撮影を試みたが、ホールは暗いし、巨大ボールは飛んでくるしで、なかなかうまく撮れなかった。

 素敵なファンタジーを体感させてもらった。ぜひ、再演を願う。

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