文化・芸術

2014.04.20

アナと雪の女王

 先の金曜日、『アナと雪の女王』字幕版を福井で観てきた。

 映像が美しい・・・

 CGはあまり好きではない。ツルツルの顔がサイボーグみたいで。

 でも、今作は別。魔法で氷のお城ができたり、雪が細かく美しく空中に舞い上がる様子などは、CGならではの美しさなのだろう。

2011.08.07

エイサーペイジェント2011

 今日8月7日(日) エイサーなるものを観に行ってきた。知り合いがエイサーという、踊りながら太鼓をたたく沖縄の民族音楽の団体に所属していて、敦賀きらめきみなと館でのイベントに出演するというので出かけてみた。

 祭り太鼓というだけあって、リズミカルで楽しい雰囲気だ。重厚な和太鼓とは違う魅力がある。肩から太鼓をぶら下げ、くるりくるりと舞いながら、バチもくるりくるりと回して打つ手法は、韓国の太鼓の影響を色濃く受けている感じがした。今、流行っている沖縄の歌とコラボしても違和感なく聞けるのは、和太鼓ほどおのれを主張しない軽めの音色のせいだろうか。

 久しぶりに生のステージを観た。アマチュアの企画・演出・出演・運営というものだから、演者も観客も共に楽しめれば良い。そういう意味では大成功だろう。
 小さい体にいっちょまえに舞台衣装をまとい、ちいさな太鼓をぶら下げる幼児の演舞は、文句なしにかわいらしく、ほほえましかった。ゲストのアマチュアグループの歌も、オカリナも、良かった。

 惜しむらくは、どうしても間延びしている感が否めないことだ。進行も準備不足だった。入場無料とはいえ、『観せる』という意識がもう少しほしかったように感じるのは、((+_+))酷だろうか?あと少しの演出の締りで、ピリッとしたステージングになったのになぁ。4時間という長時間のイベント運営はなかなか難しいものだ。

 ガラスサッシから埠頭が望め、そのドアを開ければ潮の香りと、波の音がする会場でのイベント。暑さの中ででも、あの真っ青な海と空を背景に躍動するエイサーを観られたら、最高だったろうなぁ。

2009.10.28

冬眠日記 その126

沈まぬ太陽

 山崎豊子原作の映画『沈まぬ太陽』を観てきた。3時間25分の大作。

 キャスティングが良かった。なかでも、国民航空の建て直しに総理大臣直々の要請を受けて、会長として腕を振るう国見役の石坂浩二さんがとても良かった。次に印象に残ったのは、旧労組書記長の香川照之さん。報復人事で閑職に追いやられ、精神的に追い詰められ牙を抜かれ、かつての仲間の出世に利用される、一途だけど弱い男。

 山崎豊子さんは新聞記者出身で、取材の鬼とも言われるほど粘り強く綿密な取材をされるという。この映画の軸になる御巣鷹山の航空機事故が起こったとき、星椋鳥はアメリカのロスアンジェルスに向かっている飛行機の中だった。LAについた翌日、TVニュースで事故を知った。初めての海外旅行だった。

 社会派過ぎて様々な方面に不都合があり、映像にするのは難しいといわれていた『沈まぬ太陽』。巨大な組織の中で自分の矜持を貫き通し、左遷され僻地勤務を強いられた主人公は実在していた人物だ。そしてその組織は今も実在し、まさにこのタイミングで世を賑わせている企業だ。

 山崎豊子さんの作品は一つも読んでいない。何故なら、長編過ぎて内容も重いので食指が動かなかった。しかし、この映画で原作に挑戦してみようという気になった。

2007.10.21

ちりとてちん寄席 その二

10月21日(日) AM11:00 
於:敦賀市 相生町会館
主催:ちりとてちん寄席実行委員会

出演:桂あやめ・桂染雀

 楽しみにしていた 桂あやめ師 の高座。次のお仕事がケツカッチン(次の仕事まで時間がないという業界用語)であった為、先に真紅の着物を身につけたあやめ師が登場。 「待ってました!」 の声が客席からかかる。枕はNHK朝ドラの『ちりとてちん』の話題から始まって、ご自分の弟子時代の噺など。本編は創作落語。始終大うけだった。
 続く染雀師は、あやめ師のおもろい裏話を枕に古典落語を披露。

 ちりとてちん寄席第2回目は、1回目より観客が少し多かったようだが、我が母は 「木戸銭500円では、いくらにもならないんとちがうの? あの落語家さんたち割に合わんのと違うの?」 と心配していた。
 銭勘定はようわからんけど、地方の高座に上がれば落語を聞いたことのない人も聞く機会が増えるし、落語普及のため裾野を広げるのも落語家の使命なんやろな。

 来月は18日 笑福亭銀瓶師・笑福亭瓶成師 です。お二人とも笑福亭鶴瓶師匠のお弟子さんだそうです。

2007.09.17

ちりとてちん寄席 その一

9月16日(日) AM11:00 
於:敦賀市 相生町会館
主催:ちりとてちん寄席実行委員会

出演:桂つく枝・桂雀五郎

 
 プーになったら日曜日もお仕事しなくてよいので(あたりまえか)、イベントに行くことが出来るようになった。以前から行きたかった落語会に、ささやかな母親孝行を兼ねて行くことにした。一回500円なんて格安の親孝行。

 『ちりとてちん寄席』 と題したこの落語会は、NHKで10月から放送される朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』にちなんで企画された。企画に協力した 『敦賀落語の会』 は35年の歴史を持つ老舗。過去の出演者を聞くとそうそうたるメンバーだ。

 『ちりとてちん寄席』は毎月第三日曜日の11時から、『清明の朝市』 にあわせて開催される。相生町会館は清明神社の真向かい。朝市では寄席太鼓を叩きながら呼び込みをしていたので、寄席があることを知らなかった朝市のお客さんが流れて来て会場は満杯だった。と言っても、畳に座るのでいくらでも詰めることが出来るのだ。

 演目はつく枝師が『ちりとてちん』、雀五郎師が『動物園』。二つとも良く知られたネタで、星椋鳥もテレビで何回も聴いた(観た)噺。落語家によって、同じ噺でも色がビミョーに違うのは誰しもご存知。落語って、自分で演出して演じる一人芝居の原点。(いつか鳥も挑戦してみたいなぁ。ネタはあるんだけど。。。)

 つく枝師の『ちりとてちん』は、よーく知ってる噺で笑いどころもわかっていたけど、やっぱり大笑いした。実体験を基にデフォルメした枕ネタには、涙ちょちょぎれたヽ(^o^)丿 笑わない星椋鳥が大笑いした。やっぱり、100%観客になりきると無防備に笑えちゃうんだなぁ。こういう癒しのひととときは、絶対必要! 

 大笑いした後は、市内のイタリアンレストランで生パスタに舌鼓。母も親不孝娘と出かける『落語とランチ』の第三日曜が楽しみになったようだ。
 来月は桂あやめ師。ついこの前大阪で独演会を5日間開催された。行きたかったが都合がつかず諦めたので、ワクワクして待っている(*^_^*)

2006.07.02

ハンガリーの “小さな劇場”

ミクロポディウム  
レナート・アンドラーシュ氏による独特な人形と操作法による、ひとり人形芝居
敦賀市民文化センター 小ホール

7月1日(土) 19:00開場

 ハンガリーの人形劇ってどんなんだぁ? と観に行くことにした。

 ハンガリーからおいでになったというその人形劇は、 “ミクロポディウム”=“小さな劇場” のタイトルどおり、ちっちゃ~い! ちっちゃすぎるぞ! 舞台は60センチ四方。ソコで20センチそこそこの人形が演技をするのだ。こんな小さい人形劇ははじめて観た。なんせ、人形がこどもの掌(てのひら)に乗るのだから。

 昼に “こどものくに” でこども向けの出し物をして、夜は大人向けの出し物をというコトらしい。公演の前半後半ともに台詞はいっさいない。前半は音楽に乗って人魚、アコーデオン引き、さかな、バレリーナなどの人形が踊り演技をする『STOP(ストップ)』。その動きは実に滑らかで、間接は人間と同じように動いている。マリオネットのようなカクカクした動きはない。音楽と良くマッチし美しく幻想的であった。

 舞台転換後の後半は『CON ANIMA(コン アニマ)』ラテン語で感情移入という意味だそうだ。生成りの布に浮かぶ影絵で始まった。ろうそくの炎によってふわっと浮かび上がった影絵が形を変えていく。客席からどよめきが起こった。 (こんなことできるンや(@_@;)・・・) 微細粒の砂を使った小さな舞台に夜を浮かび上がらせ、小鬼のような?悪魔のような?妖精のような?モノを砂の中から登場させた。その小鬼が砂を掘って遊んでいるうちに・・・・・というストーリーが、これもまた音楽に乗って展開される。独特の雰囲気だ。無邪気さの中に物悲しさと美しさを感じる。

 公演終了後は、人形から遠かったホールの後ろ半分の観客も舞台前に集まって、人形を間近に観ることができ、人形をひとりで操るレナート・アンドラーシュ氏に質問をするコーナーが設けられた。鳥はじっくりと人形を観察。後ろから見ていたときはピアノ線で操っているのかと思っていたが、結構太い針金だった。そこに置かれている人形はただの物体だが、氏の手により舞台に登場する時には、すでに命あるかのモノのように表情を湛(たた)えているのが後方の席からもわかる。もっと、身近に観た方の感動はすごかっただろう。

 人形を操る手法は氏がご自分で研究し考案されたそうだ。タイの水上人形劇や、日本の文楽も参考にしているらしい。人形も氏がご自分で作られているとのこと。素材はおおむね木だが、生きているかのような動きをした“さかな”はスポンジだった。たった一人の小さな小さな劇場。

 いろんな表現方法がある中、何故人形劇なのか?・・・氏が仰る。人が語るより人形に語らせたほうが、皆純真な気持ちで素直に聞いてくれる、メッセージがストレートに伝わるからだと。

 観客は60人くらいだったのかな? 本当は人形をかぶりつきで観ることのできる30人くらいが調度良いのだろうな。市民文化センター小ホールは、舞台を見下ろすつくりで客席が設(しつら)えられている。鳥を含めた、後方座席の観客は人形までが遠くて前列の観客が身体を動かすと、60センチ四方のステージごとまるっきり見えなくなってしまった。結局、後部座席全員が立って観ていた。(劇団公演の時もアンケートで、同じようなことを指摘されたなぁ。)

 開演前に 「前のほうが良く見えるので前に座って下さい。」 と案内があったが、そこは板の間に敷物を引いてある席。鳥のように膝の悪い者には辛い席だ。舞台そのものを思い切って高く設置して、人形の演技を撮影しリアルタイムでスクリーンに大きく映し出すなど、配慮があっても良かったのでは。そうすれば観客全員が、同じ感動を得られたと思うのだが。

2005.07.17

伝統芸能揃い踏み

落語・乙女文楽・小唄・女流義太夫

 7月16日 土曜日 プラザ萬象にて “上方落語と乙女文楽” が上演された。入場者は約370人を数え、大盛況だった。

 “市民劇団いっかいこっきり” から私を含め3人、お手伝いをさせていただいた。この公演は “敦賀落語の会” の運営だが、落語だけの公演ではないので舞台転換が必要。落語の場合は高座を設えてしまえばそれで準備OK。舞台転換は皆無である。そこで、我々にお呼びがかかったという訳である。

 落語を聞けるならと、願ったり叶ったりでお手伝いに寄せていただいた。もちろん落語は面白かったが、乙女文楽の美しいこと・・・・・。男性が3人で操る文楽と違い、乙女文楽は女性が一人で操る。遣い手の頭と人形の頭、手と手、膝と脚を結び、遣い手の正面で人形が操られる。遣い手の動きがそのまま人形の仕種となる。遣い手が、演者となっている。人形が無くても成立する舞台である。

 生まれて初めて、生で日本の伝統芸能を味わった。三味線に色々種類があることも知った。もっと、“和” を勉強しなくては・・・・・。

 乙女文楽人形遣いの “吉田光華さん” は義太夫や、他の邦楽をとりいれた新しい演目を創作し、活躍されている。三味線とエレキギター・雅楽とオーケストラの共演など “和物” の世界でも、バリアフリーが進みつつあるのかも知れない。

 

孫にも衣装?

 今回のお手伝いで、黒子装束を身に着けることとなった。乙女文楽と義太夫の解説をしている間に、緞帳前のセットを片付ける為である。いつもの黒ジーンズに黒シャツだと、えらい違和感があるような気がしたのだ。我が師匠からお借りしたものの着方が分からない。ずうずうしくも吉田光華さんの楽屋に押しかけ、お尋ねした。「あらぁ、よく似合ってる。かわいい(^.^)。」という、お声が端からチラホラ。

 かわいいって・・・・・うーん(-_-;)そういう年ではないんだけど、喜んでいいんだよな。黒子装束が似合うということは、やはり我が道は裏方なり。(友人は私を見るなり 欽どん だったけ 欽どこ だったけ の “黒子とグレ子” を思い出したと言った。)

2005.07.14

辻下浩二のイラストレーション展

今回みな(い)とアートの祭り!?

 敦賀市出身のイラストレーター “辻下浩二氏” のイラストレーション展が、“きらめきフェスティバル2005” にて開催される。

  • 日時: 2005年7月22日(金)~24日(日)  
             22日(金)13:00-21:00
             23日(10:00-21:00
             24日(10:00-20:30
  • 場所: きらめきみなと館
    住所:福井県敦賀市桜町1-1 TEL :0770-20-5125)

 辻下氏プロフィール 「1952年、敦賀市で生まれる。広告エージェント会社などを経て、82年フリーのイラストレーターに。85年に(有)ホワイトスペースを設立、代表取締役に。花キューピットミスタータイヤマンの、イラストを手掛けたことで知られている。」

 氏の創作ポスターやオブジェを、サマーフェスティバル期間中展示する。

 いつも私をイジメル?T氏より 「手伝いに来い!」 と言われたので、ボランティアで会場設営に行くことになった。恥ずかしながら、辻下氏のことを存じ上げなかったので、ネットを検索して調べてみた。イヤー!“花キューピット”あの方の作品だったのですね。“きつねどんべえ”も。どんな作品が展示されるのか、楽しみ(^.^)。

2005.06.24

上方落語と乙女文楽

“桂 春団治” 来たる!

 “上方落語と乙女文楽” 上演

  • 日時
    7月16日(土)18:30開演(18:00開場)
  • 会場
    プラザ萬象小ホール
  • 料金
    大人2000円 学生(小中高)1000円
  • 主催
    敦賀市文芸協会・敦賀落語の会
  • プレイガイド
    敦賀市民文化センター・ポートン・アルプラザ敦賀店・KaBoS敦賀店
  • お問い合わせ
    敦賀落語の会 ☎0770-25-3720

“敦賀落語の会” 昭和47年の旗揚げ以来、2ヶ月に1度の割合で落語を聞く会を開催している。過去の出演者を見ると・・・桂春団治・桂米朝・故 笑福亭松鶴・故 桂文枝の上方四天王。笑福亭仁鶴・鶴瓶、桂枝雀・南光・文珍、林家小染、月亭八方などおなじみの名前が連なる。

 “乙女文楽” 3人の男性が一体の人形を遣う“文楽”とは異なり、女性が1人で人形を遣う。昭和初期に大阪で誕生するも、戦争で解散。1992年に55年ぶりに復活。

 以上はチラシからの抜粋。

 落語は好きだ。でも、なかなか生の落語を聞く機会がない。一昨年だったかな?ざこばさんの高座が初めての生落語。スタッフとして、舞台袖で聞いてたので見たのではなくホントに聞いただけ。その時に上方落語と江戸落語の違いを知った。大勢の前で演じられた江戸落語に対し、上方落語はお座敷芸であったとのこと。それゆえ、ドンチャン騒ぎに食われないよう、机のようなもの(名称は忘れてしまった(-_-))、拍子木などを使い、派手なパフォーマンスに成長した。確かこんな紹介があったような・・・。(記憶違いだったらごめんなさい。)

 わずか半畳の座布団の上に座り、話術、表現力で観客を魅了する落語。何にもない空間に、呑み屋や銭湯、長屋が出現する。同じ伝統芸能の能や狂言に通じる。

 7/16は落語に加え、日本の伝統芸能 “乙女文楽”、“小唄”、“義太夫” まで聞くことができるそうな。楽しみ・・・(*^_^*)。