明るいダメ出し部屋(稽古場こぼれ話)

2007.10.01

衣裳合わせ

もう、てんやわんやでんがな(@_@;)

 9月28日(金)衣裳合わせを行った。キャスト夫々が自分で考えた衣裳を持ち寄り、あるいはスタッフが借りてきた衣裳を着てみるのだ。シーンごとのバランス、場面転換時の着替えの時間を加味して、演出が決めていかれるのだ。

 星椋鳥は撮影係り。キャストがいっせいに揃わないので、来たものから流れ作業的に着付けていきデジカメにパシャ! 一人で何度も着替えなきゃならないキャストは、もうアセ、アセッ。着付けを手伝ってくださる先生方も入り混じり、 「人村さーん!これで良いですか?」 とあっちこっちから声が掛かる。稽古場を縦横無尽に飛び回る女史。汗が額から噴出し頬をつたっている。

 で、女史が捕まらない時は、「鳥ちゃん、これはどのシーンの着物?」 「帯結びは?」 など、など、など。その間隙を縫って 「早く写真撮ってちょうだい」 と呼ばれ、撮ったら撮ったで 「それ没!衣裳変えて取り直し!」 と言われ、焦るあまりに女史のOKが出てないのに写真に撮って
 「私が見ないと意味ないでしょ(`´)」 と怒られ。。。 
 久々の 「しゅびばしぇーん(>_<)」

 怒とうのごとく過ぎた2時間だった。

                           

PS.以外に可愛かったのが、女性軍のもんぺ姿
   “ぺそぎん”ちゃんみたいでした。
  Pen1_19_2      

  Emperor Penguin Empire さんのサイトから頂きました。

2007.05.04

立ち稽古開始

初日はこんなもんよ

 昨夜は『立ち稽古』(略して 立ち という)第一日目。今月はホームの稽古場を出て、団員Cちゃんの住む某町の公民館をお借りし、まくら女さんが立ててくれた部分稽古スケジュールに則って、全てのシーンを一通り稽古する。ご町内のご好意に感謝。

 「後7ヶ月あるからね(^.^) 大丈夫!」 と、具体的に演技指導を交え演出される。立ちでは実際の舞台セット、小道具、衣装等想定して稽古する。ないのにあるがごとく想像しなければならない。
 メンバーは経験豊富なベテランと、本格的な舞台経験がない新人さんたちとで半々に分かれる。ベテランには心得たことでも、新人さんたちには始めてのことばかり。立ちに入ると本読みとは違い、思うようにセリフが言えない事に戸惑いを隠せない。こんなに違うの(?_?) そうです! 違うのです!
 新人ベテランない交ぜの舞台演出の経験を、何度も重ねてきていらっしゃる演出家は、どーんと構えてらしてなんとも頼もしい存在だ。この鳥めなどはついつい入れ込みすぎて鼻息が荒くなってしまうので、マスクで隠していたら団員Aさんから“口裂け女”と呼ばれてしまった。

 稽古で大切なことは集中すること。演出の言葉を一言も漏らさずに聴く。他人の稽古を観察する。自分に言ってることじゃなくても、演出の言葉は全てに共通する。人のふり見て我がふり直す、そして良いところは真似る。昨夜の立ちではそういうコトが肌で感じ取れたのではないだろうか。

2007.02.18

稽古場報告 その3

宿題

 2月15日の稽古で宿題が出た。22日の稽古が休みになるからだ。宿題は 『サブテキスト作り』。 サブテキストとはなんぞや? 台本の補助的役割をするもので、役の性格・生い立ち・背景などをまとめたものである。役ひとつひとつにサブテキストがあるのだ。当然、その役を演じる役者が自分で考えて作る。

 何故サブテキストを作るのか? 役をつかむためである。どんな役でもソコに至る経緯がある。それを自分なりに考えて役の性格をつくり、時にはクセなども考える。つまりは役作りである。この役作りがしっかり出来ていると、突然演出が変わったり、セリフが変更になったりしても、バッチリ対応ができるのである。(全て、演出の受け売り)

 プロの中には、そんなものなくても本能で役をつかんでしまう役者もいるらしい。天才といわれるほんの僅かな役者だけが出来る業。どこの世界にもいるんだわなぁ、そういう人って。我ら凡人は努力あるのみ・・・。

2007.02.11

稽古場報告 その2

ト書き

 毎週本読みが続いている。先週は新メンバーがやって来た。こうやってだんだん参加者が増えていくといいな。

 本読みでの星椋鳥の役目は 「ト書き」 を読むこと。これって、ただ読めば良いってもんでもない。(ことに最近やっと気がついた。) 心象風景が書かれているところは丁寧に、読まなくても判る動作や状況説明はすっ飛ばして、台詞運びに支障のないように読む。左脳だけデジタル鳥には苦手とするところだ。
 いつものように台詞の間のト書きは飛ばそうとしたら、新人にはわからないから丁寧にと言われ、全文読んでいたら、バカ丁寧に読むな!と言われ。。。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
 どうやら言葉を鵜呑みにせずに、裏を慮(おもんばか)って臨機応変に読め、ということらしい。

 どうも鳥は、言葉面そのままに受け取ってしまう傾向がある。言葉を発した相手の心理に気付かず、愚直に行動してしまうのだ。気が利かないのだ。その上、生来の早トチリという性格が足、いや羽を引っ張り、すっ飛んでしまう。過去それで何度、かすみ網にひっかかったコトか。もっと慎重且つ目的意識を持って何事にも望まねば、と反省するのである。

2007.02.05

稽古場報告 その1

役者の生理

 『熊谷ホテル物語』 の本読み稽古が続いている。メンバーの舞台歴はバラバラ。経験豊富な劇団員はかなり読み込んできている。初めて舞台に立つという初心者にとっては、何もかもがはじめての経験。

 本読みの段階でも、実際の舞台でどう動くのか、自分の台詞がない時(他のキャストがしゃべっている時)にはその間をどういう動作で埋めるのか、そういうコトも役者自身が考えなくてはならない。演出から指示はでない。

 「役者の生理ってモノがあるのよ」 演出が仰る。役の気持ちになれなければ、台詞は生きたものにならない。ただ字面を追っているだけになる。役の台詞や行動に気持ちがこもるよう、シーンシーンで工夫して行くのも本読みの課題である。